悠の家
[情報・スペック]
建築地 | 津山市 |
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家族構成 | ご夫婦・お子様1人 |
延床面積 | 平屋建て 27.55坪 |
耐震性能 | 許容応力度計算 耐震等級3 |
省エネ性能 | 5地域 HEAT20 G2レベル Ua=0.32 nAc=1.2 nAH=1.8 C値:0.6 |
段冷房方式 | 床下エアコン・壁掛けエアコン |
その他 |
長期優良住宅認定・ZEH住宅 |
お引き渡し |
2023年 11月 |
【こだわりポイント】
東一宮の広々リビングの家にお越しいただいたお施主様。
散歩コースにたまたま息吹木の家が建築しており、そこで初めて息吹木の家をしってくださったそう。
お話しを聞くと、家を建てたいが土地がない。できれば気持ちのいい家で快適に暮らしたいとご夫婦。
お話しが進んでいく中で、先代の社長が書き溜めていたブログを読み、
この人たちならきっといい家をいっしょにつくれると確信したとご夫婦。
息吹木の家の賢学会に何度も足をお運びいただきながら、自分たちの家の想像を膨らませる中
希望していたエリアで自力で土地を売ってもらえることに。
とてもいい場所で、一気にお話が進み2023年のお引き渡しとなりました。
テーマは【悠の家】
悠という字には、[落ち着きのある、おおらか]そんな意味があると思うのですが、まさにご夫婦の柔らかさが暮らしにも出るように、とこの名前を付けました。
平屋にするか、2階建てにするか。とても悩みに悩んで、平屋案で決定。
坪数にとらわれることなく、住宅街でありながらのびのび暮らしたいとの想いから
随所にこだわり、LDKを斜めの天井にしてみたり、ちょっとこもれる和室を作ってみたり。
裏動線は暗くならないように南の光を取り込めたり。
いろんな工夫を施しました。
LDKは勾配天井とし、縦に長い空間とすることでゆとりを持たせました。
天井に照明を多用しないことで、間接照明の柔らかな光で包まれる
広々としながらも落ち着いた空間となりました。
キッチンとダイニングは構造材をあえて見せることで重厚感のある仕上がりに。
リビングの斜め天井より低くなっているため、落ち着いた空間で食事をたのしむことができそう。
畳2畳のちいさな書斎。松のカウンターの下は掘りごたつになっており、ちょうどいい高さで
PCや書き物をすることができます。
たくさんの仕事の書類や家族の大切な書類を収納できるように天井までの棚と、磁石のくっつく掲示板も設置。
この空間なら仕事で疲れて寝てしまっても大丈夫。ですかね。
先程の畳の部屋とリビングを仕切る、格子の戸です。
すこし繋がりを持たせながらでも集中できる。みんなで使える書斎空間を目指しました。
キッチンの収納は造作カウンターとして作りました。
キッチン横のタイルはお施主様とDIYをした想い出のタイルです。
カウンター上のガラスは裏の廊下とつながっており、お互いが明かりを補い合っています。
キッチンの裏側の廊下です。
廊下でありながら空間を余すことなく使うため、両側を収納にしています。
圧迫感を出さないため、南側の収納は腰の高さとし、キッチンと明かりを補い合うことで暗くなりにくい、すっきりとした廊下となっています。
お施主様と一緒に、お施主様らしい家ができたように思います。
ありがとうございました。