住み継ぐ家

築50年以上の家のリノベ工事

工事別|リフォーム・リノベーション

建築中レポート

1. 2026年03月19日
頼んでいただいたきかっけ。

頼んでいただいたきかっけ。

「もったいない」から始まった、祖母の家を受け継ぐ物語

空き家になっていた、おばあちゃんの家。
「いつかは自分たちの家を」と具体的に描いていたわけではないご家族にとって、その存在は少し大きな、けれど放っておけない大切な場所でした。

「おばあちゃんの家が、このまま朽ちていくのはもったいない。直して、自分たちの住まいにできないでしょうか」

そんなご相談から、このプロジェクトは動き出しました。

面影を残し、今の暮らしに寄り添う「減築」という選択
初めて現地を訪れたとき、そこにはおばあちゃんが暮らしていた頃の温かな面影が、家のあちこちに息づいていました。ご家族には少し広すぎるほどの、立派な二階建ての長屋。

「自分たちが無理なく維持管理していける、ちょうどいいサイズにしたい」

その想いを受け、私たちはあえて**「家を小さくする」**という決断をしました。
二階部分を取り払う減築を行い、さらに狭かった駐車場を広げるために一階の面積も一部カット。住まいのボリュームを整理することで、管理の負担を減らし、暮らしの動線をコンパクトに整えました。

息吹木の家が叶える、劇的なビフォーアフター
限られた予算の中で、最大限の心地よさを生み出す。
息吹木の家が得意とする「自然素材」と「住宅性能」を軸に、三つの大きな改修を行いました。

・断熱改修: 古い家特有の「底冷え」を解消し、一年中裸足で過ごせる温もりを。
・間取りの刷新: 昔ながらの細かく仕切られた部屋を、光と風が抜ける開放的な空間へ。
・設備の更新: 最新の設備を導入し、現代のライフスタイルに合う利便性をプラス。

驚きと感動の変化を、その手に
工事が進むにつれ、暗かった室内には明るい光が差し込み、古びて見えた柱や梁は、新しい無垢材と調和して美しいアクセントへと生まれ変わりました。

「あのおばあちゃんの家が、こんなに変わるなんて」

完成した住まいに足を踏み入れた瞬間、ご家族の顔にこぼれた驚きと笑顔。
それは、古いものをただ壊すのではなく、知恵と工夫で「新しい価値」を吹き込んだ瞬間の輝きでした。

受け継いだ記憶を大切にしながら、これからは自分たちの物語をこの家で綴っていく。
「もったいない」という優しい想いが、最高の住まいへと結実したリノベーションの工事が進んでいます。